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投資テーマとは何か
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新しい1年が始まると、今年の株式相場を予想する記事やレポートをよく見かけるようになります。
その中には、今年の投資テーマに関するものも多いです。
投資テーマというとその時の相場で話題になっているものだけではありません。
短期的にそこそこの利益を狙うなら、そのときのホットな話題なものに便乗するだけでもよいのですが、大きな流れをとらえるためには、産業構造や日々の生活を大きく変化させるものに着目します。
生活が大きく変わってそれによって相場に大きな変化があったことで有名なのが1990年代後半のITバブルです。
このように世の中の大きな流れをとらえることは、株式投資にとっても大きな意味があります。
テーマに沿った銘柄に投資する意味
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テーマに沿った銘柄に投資をしても、株価が上がらなければ意味がありません。
しかし、テーマを話題されることが多いのには意味があります。
とくに、新発の投資信託の名前などを見てみると分かりやすいと思います。
新発の投資信託には、そのときの世の中の流れから予想されるテーマで運用されるものがあります。
例えば、AI関連や女性活躍関連銘柄などです。
つまり、注目されるテーマに沿って投資をすることは、ファンドや機関投資家も投資する可能性があるため株価が上がる可能性があるのです。
具体的な銘柄を知りたい場合は、その投資信託の運用報告書などを見ると組み入れ銘柄の上位が記載されています。
運用報告書は、その投資信託を保有していなくても、インターネットなどで検索すれば販売している証券会社や運用会社のホームページなどから見られます。
どこからテーマを探すのか
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テーマといってもどこから探して良いか分からない場合もあります。
投資雑誌や証券会社などのレポートを見るのも良いです。
産業構造に大きな変化を与えるものとして、新しい技術やサービスに関するものがあります。
今では日常生活で当たり前になったものも、最初は画期的な技術やサービスとしてニュースなどに取り上げられています。
普段からニュースを見て、大きな変化が起きそうな技術やサービスをチェックしておくと良いです。
株式市場でも良く話題になるのが、新しい技術やサービスに関連するテーマです。
政策に関連するテーマも日常生活に大きな変化を与えることがあります。
投資テーマにも政策関連はたびたび話題になります。
政策が変わることで新しいサービスや需要が生まれるからです。
大きなイベントも投資テーマによくなります。
とくに多いのがオリンピックです。
定期的に開催されるものですが、世界的なイベントで多くのお金が動くためです。
1年の始めは今年の株式相場を予想するうえでも、テーマに着目するのも良いでしょう。(執筆者:成田 恵)