節約をしようと固定費や食費をせっせと切り詰めているのに、洋服のこととなると「身だしなみに関しては対象外」として、あれこれ購入している人が多いのではないでしょうか。
「安いから」と何着もファストファッションを買っても、数回着ただけで出番がなくなるのではもったいないです。
「どれが必要で何着いるのか?」を自身のライフスタイルと照らし合わせながら判断するコツをつかんで、無駄なお金を使わない対策を考えていきましょう。
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目次
コスパよしの見極めは、公私の比重と着られる回数
会社勤めでスーツなどの通勤服をそろえている方にとっては、プライベート用の服を着るのはお休みの日だけですよね。
この場合、プライベート用は週2、3日分のコーディネートをできる数があればいいわけです。
仕事とプライベートの区別がなく、制服ではなく私服で仕事をしているという方も、「仕事用」と「休み用」が全く同じではないはずです。
何らかの基準をもって使い分けているのではないでしょうか。
はやりのものをあれこれ買い足しても週に数回しか着る機会がなければ、結局はクローゼットにしまいっぱなしの服が増えてしまうだけです。
休日用として使えるアイテムの買い過ぎは無駄遣いにほかなりません。
服を選ぶ際には、仕事とプライベートの比重に加えて、買った後に何回着られるのかを考えることが、コスパのよいものを見極めるポイントです。
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アイテム数より色で印象を変える
コーディネートをあれこれ考えるものの「いつも同じパターン」に落ち着いてしまうことはよくあります。
私もワンパターンになりやすく、手持ちの服が足りないからに違いないとばかり、あれこれ買い足しては後悔することを繰り返してきました。
この悩みをファッションセンスのよい友人に相談したところ、
というアドバイスをもらいました。
色に変化を加えて視覚に訴えることで、少ない手持ちで印象を変える。
こうすることで、着こなしの幅も広がるそうです。
ボトムスが同じでもトップスの色にバリエーションをもたせるだけで印象を変えられるなら、楽ですし、すぐにできそうです。
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ズボンやスカートなどは色を絞るのがポイント
ボトムスを定番色でそろえるとカラフルなトップスとの相性がよく、コーディネートにも悩むこと減ります。
買わない決断も着回し上手への近道
洋服代を節約の対象外といった聖域にするのはやめて、「はやりものだから」、「低価格だから」を言い訳にした洋服選びは卒業しましょう。
着こなしは工夫次第でなんとでもなります。
何回着られるのかを念頭におきながらコスパのよいものを選び、試着した際に少しでも迷いが生じたら買わない、などと決めることも着回し上手への第一歩かもしれません。(執筆者:橋 正子)