臨時休校や、テレワーク推奨、外出も控えていると自炊が増えます。
給食や社食のありがたみをひしひし感じつつ、スーパーに買い出しに行くと野菜が若干高く感じます。
・ にんじん
・ かぼちゃ
・ きゃべつ
・ 白ねぎ
これらの野菜はメジャーな物ばかりなので、常備されているご家庭も多いのではないでしょうか。
「野菜高騰」はだんだん日常で聞かれるようになり、安いときに買って長期保存する工夫も必要になりました。
目次
野菜の正しい保存方法5選
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どれ程野菜の価格高騰が続くのか分からないものの、野菜を全く購入しない訳にはいきません。
安い時期に買った野菜を長くおいしく保つ、基本の保存方法についてご紹介していきます。
玉ねぎ
玉ねぎは表面の茶色の皮が中身をしっかりと守ってくれるため、元より長期保存に向いている野菜です。
湿気に弱いので、保存する際には新聞紙などに包んで風通しの良い場所で保存しましょう。
これだけでも約2か月間保存がききます。
とれたてなら最長5か月保存することも可能です。
さらに長く保存するには、炒めてから冷凍保存するのがおすすめです。
野菜炒めに加えたり、ハンバーグやスープにも使えるので使い勝手も良いです。
ちなみに赤玉ねぎは味が落ちやすいので保存に向きません。
にんじん
食卓を鮮やかにしてくれるにんじんも保存のやり方次第で、おいしく長く保つことが可能です。
まずは基本の保存方法として「立てて保存する」のがおすすめです。
土の中で縦に埋まっているにんじんは、同じ状態にしておくだけで保存期間がグッと伸びます。
他の野菜に関しても、自然と似た状態で保存することで新鮮さをキープしやすくなります。
もしも、土がついている場合は、土付きのままにしておくことでさらに長持ちするので洗ってしまわないよう注意しましょう。
土付きでも、そうでない場合でも新聞紙に包んでポリ袋で保存します。
14度以下の環境なら常温でも良いのですが、それ以上の室温になる場合には野菜室での保存が良いでしょう。
これで約2週間保存ができます。
さらに、茹でた後に冷凍保存しておけば約1か月保存が可能なので、さまざまな切り方で保存しておきましょう。
いちょう切り、千切り、輪切りなどを用意しておくとサラダや煮物、炒め物など応用が効きやすくなります。
かぼちゃ
かぼちゃも元より長期保存に向いている野菜なので丸ごとの状態なら室温10度前後で1~2か月保存ができます。
カットしてあるカボチャの場合はワタと種をきれいに取り除いて、空いた部分にキッチンペーパーを詰めてラップで包みましょう。
冷蔵庫での保存なら約1週間をめどに食べるのが良いですね。
さらに、火を通してから冷凍保存をしたカットかぼちゃなら約1か月保存がききます。
1口大のものとマッシュのものに分けて保存しておくと、煮物やポタージュスープ、かぼちゃコロッケなどにアレンジができます。
キャベツ
キャベツは芯をくり抜き、湿った脱脂綿やキッチンペーパーを詰めて、新聞紙に包み、ポリ袋に入れて保存をします。
この状態で冷蔵庫に入れておけば、約2週間鮮度を保てます。
キャベツもにんじんと同じように空間の上下に反応する野菜なので、芯を下にして置いておきましょう。
冷凍保存をする場合、たっぷりの水に約5分浸して水気を切ってから冷凍します。
これで、冷凍状態のキャベツがパサパサになるのを防げます。
ザク切りでも1枚そのまま冷凍保存してもOKです。
その他、塩もみして水分を絞っておいてから冷凍するのもおすすめです。
クタッとした食感になるのでスープや煮物に使うのが良いでしょう。
白ねぎ
白ねぎは、土付きのものならそのまま保存すると新鮮な状態を保ちやすくなります。
立てて保存するのが良いので、冬場なら紙袋に入れて立てかけておきましょう。
お庭や植木鉢を置けるご家庭なら、根の部分を土にさしておくと生の状態でも1か月程保存可能になります。
冷蔵庫で保存する場合には色の切り替わる部分でカットして湿らせた新聞紙で包みましょう。
冷蔵庫内でも口を切ったペットボトルや牛乳パックに立てて保存すると新鮮な状態を保ちやすくなります。
ただし、乾燥しやすく傷みやすいので1週間をめどに使い切った方が良いでしょう。
白ねぎは冷凍保存可能なので、小口切り、串切りなどさまざまな形で冷凍しておくのが良いでしょう。
冷凍保存の期間は約1か月です。
白ねぎは凍らせることで繊維が壊れるので、解凍して料理に使うとトロトロとした食感になります。
お鍋や煮物、お味噌汁などによく合いますよ。
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安い時に買った野菜で家計を守る
お店の仕入れ時期によっても価格はさまざまです。
安いタイミングで大量に買った野菜を無駄にしないよう、正しい保存方法でおいしく長持ちさせるのがおすすめです。
どの程度の期間、野菜価格に影響があるか分からないからこそ、コツコツと節約に励んで大変な時期を乗り切りましょう。(執筆者:南 理子)