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注目記事

玉利 将彦の記事一覧

玉利 将彦

玉利 将彦

Borderless Works Co.,Ltd. 代表 日本企業の海外駐在員として9年にわたる上海・香港勤務を経て2005年から現職。駐在員時代から17年に及び上海・香港を拠点におこなってきた金融や不動産投資の知識・経験を生かし、ファイナンシャル・アドバイザー(FA)として活動。 香港における投資助言業(SFC)と保険代理業(PIBA)の免許を保有するエキスパートとして顧客のライフプランに即した投資計画の立案、資産運用商品・保険の仲介、海外金融機関の口座開設・運営のサポートをおこなっている。 寄稿者にメッセージを送る

資産を守るために「場所」と「通貨」の分散をすすめよう 「HSBC香港口座」開設と必要なメンテナンス 画像
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資産を守るために「場所」と「通貨」の分散をすすめよう 「HSBC香港口座」開設と必要なメンテナンス

資産防衛策のポイント 預金や株式などの金融商品、不動産などの資産を一つの国に集中して保有しているとそこが何か重大な危機に見舞われたときに資産全体が大きなリスクに晒される。 そのリスクを避けるために資産を数か国に分散して配

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海外投資家にはオイシイとこ取りだった「人民元の定期預金金利」 動き出した中国政府…引き揚げは速やかに。 画像
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海外投資家にはオイシイとこ取りだった「人民元の定期預金金利」 動き出した中国政府…引き揚げは速やかに。

高金利だった人民元の預金金利 今から約5年前の2011年7月から2012年6月まで人民元の預金金利は2008年の世界同時株安以来もっとも高い水準にあった。 中国本土の中国銀行で定期預金を組むと以下のようになっていた。 ・

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人は何かに真剣に向き合えば、チャンスをつかむことができる。 画像
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人は何かに真剣に向き合えば、チャンスをつかむことができる。

かつて日本には土地神話というものが存在した。 「不動産を保有すれば必ず値上がりする」と多くの人が信じており、ある時点までは実際にその通りだった。 1950年前後から1990年代初頭まで日本国内の土地価格は右肩上がりに上昇

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起業率、博士号保有者数、特許数が世界一のイスラエル 新進気鋭のITベンチャー企業5社を紹介 画像
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起業率、博士号保有者数、特許数が世界一のイスラエル 新進気鋭のITベンチャー企業5社を紹介

「第二のシリコンバレー」と呼ばれる国「イスラエル」 国土面積2万2,000km2に800万人の人口。 GDPに占める研究開発比率、国民1人当たりの起業率、博士号保有者数、特許数が世界一。 「第二のシリコンバレー」と呼ばれ

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日本人の海外資産運用。私が香港で出会ったスゴ腕投資家のエグジット。 画像
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日本人の海外資産運用。私が香港で出会ったスゴ腕投資家のエグジット。

2012年2月のこと 彼が訪ねてきた。その日は私の友人が日本から10人前後の仲間を香港に連れてきて、団体で口座開設のサポートを請け負っていた。 「HSBC香港口座は必要ありませんから、中国銀行のサポートをお願いします」

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シンギュラリティ(技術的特異点)に向かう時代の生き方を考える 画像
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シンギュラリティ(技術的特異点)に向かう時代の生き方を考える

人工知能(AI)が人間の知能を上回る現象 「シンギュラリティ(技術的特異点)」2045年頃、1台の人工知能(AI)が人間の知能を上回る現象を指す言葉である。 人類にはこれまで3度の大きな社会的変化があった。1度目が約1万

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「海外投資」「資産分散」は中国人に学べ ~中国人は資産分散の大先輩~ 画像
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「海外投資」「資産分散」は中国人に学べ ~中国人は資産分散の大先輩~

中国からの資金流出が激しさを増している 2016年一年間の中国国内から海外への資金の流出額から流入額を差し引いた金額は3,000億ドル(約35兆円)を超えて前年に比べて6割ほど増加している。 人民元が昨年に続いて対米ドル

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2017年は主要各国で選挙ラッシュ 一気にナショナリズムが加速してもおかしくない状況 画像
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2017年は主要各国で選挙ラッシュ 一気にナショナリズムが加速してもおかしくない状況

不安定な要素の多い2017年 2017年は世界情勢という面で不安定な要素に各国で相次いで重要な選挙が行われるということがある。 昨年EU離脱という結果が出た英国国民投票とトランプが選出された米国大統領選挙はおおかたの予想

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2016年「世界株式市場」の動向 新興国市場の指数は必ずしも上昇していない 画像
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2016年「世界株式市場」の動向 新興国市場の指数は必ずしも上昇していない

2017年の株式市場が幕を開けた 昨年の世界株式市場の動向のおさらいをしていく。 トランプラリー相場 トランプ次期米大統領の当選後、急速に進んだ円安ドル高を背景に年末に向かって上昇を続けていた日経平均の始値は1万9,29

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2017年からCRS(共通報告基準)施行 あなたの海外口座が各国の税務当局の間で自動的に交換される 画像
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2017年からCRS(共通報告基準)施行 あなたの海外口座が各国の税務当局の間で自動的に交換される

「CRS=Common Reporting Standard(共通報告基準)」 2017年から100以上の国・地域で導入される海外居住者(非居住者)の口座情報の報告基準である。 口座保有者の氏名 住所 納税者番号 口座残

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東京オリンピック後の日本の姿を、明確に想像して投資の準備をしましょう。 画像
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東京オリンピック後の日本の姿を、明確に想像して投資の準備をしましょう。

次回の2020年のオリンピックは東京でおこなわれる。56年ぶりに我々の祖国で開催されるオリンピックになる。 ≪画像元:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会≫ 日本ではじめてのオリンピックからの半

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「学歴主義」過ぎる日本において、優先度の高い教育を考える 画像
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「学歴主義」過ぎる日本において、優先度の高い教育を考える

学歴社会の日本 国語、算数(数学)、理科、社会、英語。我々日本人はすべて小学校、中学校でこれらを学習する。 義務教育を終えて高校や大学へ進学するときもこれらの教科で入学試験をおこなう。 日本では学歴や偏差値が高ければより

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上海で億ションを購入したら… 日本と違ってなかなか弾けない中国不動産バブルのリアルさ 画像
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上海で億ションを購入したら… 日本と違ってなかなか弾けない中国不動産バブルのリアルさ

上海の知人の話である 年齢は30代後半、独身女性だ。2年ぐらい交際している相手がいるので遠からず結婚するのだろうな、という風情。優秀な人でベンチャーキャピタル系で出来高制の仕事をしており収入も高い。 彼女は一昨年の201

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世界中のあらゆる「取引」に指先で参加できる時代 画像
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世界中のあらゆる「取引」に指先で参加できる時代

私は香港当局の認可を得たFA(ファイナンシャルアドバイザー)という立場で複数のファンドを組み合わせたポートフォリオを作って運用している。 よって、米国FRBの連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合などはい

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企業や個人が資産を「防衛・運用」していく具体的な「場所の分散」と「通貨の分散」の実践(上級編) 画像
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企業や個人が資産を「防衛・運用」していく具体的な「場所の分散」と「通貨の分散」の実践(上級編)

自分の資産全体に占める外貨のパーセンテージは低い現実 世界の多くの人は自分の生まれ育った国で、そしてその祖国の通貨建てで資産を保有している。 しかし、そういう状態は祖国の浮沈と運命を共にするようなところがあり、実はかなり

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自分自身の金融インフラを整える 具体的な「場所の分散」と「通貨の分散」の実践(初級編) 画像
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自分自身の金融インフラを整える 具体的な「場所の分散」と「通貨の分散」の実践(初級編)

「場所の分散」 例えばあなたが保有しているすべての預金が日本にあるのなら、ある程度の部分を海外数カ所に移して分散保有しておくということ。 そうすることにより、仮に日本に大きな経済混乱や金融危機のようなものが起こり、ハイパ

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私の投資歴をお話しします 成功と失敗の末に語れる投資手法  画像
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私の投資歴をお話しします 成功と失敗の末に語れる投資手法 

私の投資歴 はじめて投資に触れたのは1996年。Windows 95が発売された翌年。 電話を通じての取引が主流だった株式の売買が爆発的に普及してきたインターネットを通じてできるようになった頃。 上海で勤務していた当時、

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有事(非常事態)を千載一遇のチャンスとも捉える投資戦略 画像
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有事(非常事態)を千載一遇のチャンスとも捉える投資戦略

世の中には「平時」と「有事」がある。 「平時」とは 変わったことのないとき。平常。ふだん。戦争や事変のない時。平和な時。《Goo辞書から引用》 平時の投資戦略 平時のときにやる投資はセオリーにしたがって計算通りにおこなえ

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通貨が壊れるとき(タイ・バーツ編) 画像
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通貨が壊れるとき(タイ・バーツ編)

固定相場制を採っていた1990年代初頭のアジア諸国 1990年代初頭のアジア諸国はほとんどの国が自国通貨と米ドルを一定の為替レートでの兌換を保証する、いわゆる固定相場制を採っていた。そして自国通貨の金利を高めに設定してい

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通貨が壊れるとき(イギリス・ポンド編) 画像
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通貨が壊れるとき(イギリス・ポンド編)

欧州通貨であるユーロができるまで ヨーロッパで共通の通貨を作り、ドルに対抗できるもうひとつの基軸通貨にしようという試みの結果実現したのが現在の欧州通貨ユーロである。 ところがそれまで各国ごとに発行していた通貨をまとめてひ

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通貨が壊れるとき(アルゼンチン・ペソ編) 画像
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通貨が壊れるとき(アルゼンチン・ペソ編)

20世紀の初頭は豊かだったアルゼンチン アルゼンチンは20世紀の初頭、世界有数の農業物、畜産物の輸出国で南米でもっとも豊かな国だった。二度の大戦にも関与せず、戦時中も非常に高い経済成長率を記録していたという。 1940年

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通貨が壊れるとき(ロシア・ルーブル編) 画像
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通貨が壊れるとき(ロシア・ルーブル編)

1991年 ソ連崩壊とともに誕生したロシア それまでの社会主義計画経済による生産性の低い企業と雇用を補助金で支えていたために、ロシア政府は慢性的な財政赤字を抱えていた。 そして財政赤字の拡大によるロシアの通貨ルーブルの信

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「場所」と「通貨」の分散で今一度、資産防衛について考える 画像
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「場所」と「通貨」の分散で今一度、資産防衛について考える

「今、2,000万円ぐらいの預金を持っているが銀行に預けているだけ、なんとか有効活用したいけどどうしたら良いでしょうか?」 そんな相談がもっとも多い。 運用をせずに資金を銀行に貯めている日本人が多い 日本人には40歳ぐら

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我ら草莽 荒波の相場を克服せよ 画像
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我ら草莽 荒波の相場を克服せよ

「タイミングよく」はとても難しい 銀行向けにマイナス金利も導入された預金金利は市場最低水準(一般預金者はかろうじてプラス金利)、日本国債の利回りも市場最低水準という状況において投資で資産を増やそうとすればリスクがあっても

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それでも現代の日本人は恵まれている 世界から見て日本人が有利な2つのこと 画像
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それでも現代の日本人は恵まれている 世界から見て日本人が有利な2つのこと

世界有数の豊かな国日本 戦後の高度経済成長と1980年代のバブル景気を経て、日本は世界有数の富裕な国家になった。 日本国の国民の平均的な生活水準は地球上に存在する190余のほとんどの国の人々より高い。 反面、日本人の所得

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HSBC香港口座の名義人が死亡した場合 凍結を防ぐための現実的な方法 画像
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HSBC香港口座の名義人が死亡した場合 凍結を防ぐための現実的な方法

日本では銀行口座の持ち主が亡くなってしまった場合、その口座は銀行が死亡事実を知った時点で一旦凍結されてしまう。 凍結された口座から資金を引き出すには死亡した人や相続人の戸籍謄等々、書類を揃えて手続きをする必要がある。 具

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口座凍結、強制閉鎖もある 「口座状況診断」実例からHSBC香港の放置口座について考える 画像
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口座凍結、強制閉鎖もある 「口座状況診断」実例からHSBC香港の放置口座について考える

数多くの「放置口座」の存在について HSBC香港の口座開設は年々厳しくなっているが、その大きな原因のひとつに口座開設後使われることなくそのままになっている数多くの「放置口座」の存在がある。 「口座を持ったものの活用の仕方

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富裕層予備軍になるためには「富裕層サイクル」に飛び込めっ 画像
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富裕層予備軍になるためには「富裕層サイクル」に飛び込めっ

富裕層が安定的に資産を増やせる理由 富裕層が一般庶民より安定的に資産を増やすことができる大きな理由は余裕資金が豊富にあることだ。 投資の成果は 元本 × 利回り なので、投じることのできる資金が多ければ、利回りの低い商品

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利回りに「貧富の差」はない なぜ格差が広がるのかを考えてみる 画像
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利回りに「貧富の差」はない なぜ格差が広がるのかを考えてみる

アメリカでは20%の富裕層が93%の資産を保有していると言われている。 逆に言えば残り80%の人がわずか7%の資産を分け合っていることになる。 貧乏人はずっと貧乏人のままで金持ちはどんどん金持ちになる、と言われるがこれは

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今なぜこれほどまでに自分年金が必要なのか? 厳しい老後の現実 画像
コラム

今なぜこれほどまでに自分年金が必要なのか? 厳しい老後の現実

 生命保険文化センターの試算によると、現在夫婦2人が暮らしてゆくのに最低限必要な金額は1ヶ月に22万円、ゆとりのある生活をするためには37万円が必要なのだそうである。  これに対し、厚生労働省の試算によると、平均的な月収

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資産防衛としての「場所の分散」と「通貨の分散」 画像
コラム

資産防衛としての「場所の分散」と「通貨の分散」

資産防衛の具体的措置 その1「場所の分散」  自分の与り知らないところで発生する、資産を脅かす危機。それはほとんどの場合、国家単位で起こるものである。ということは、そのリスクを逃れるまたは大幅に軽減するためには、資産を一

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