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在宅介護でかかる「食費」は節約できる? 少しでも費用を抑えるためのポイント2つ

シニア 介護
在宅介護でかかる「食費」は節約できる? 少しでも費用を抑えるためのポイント2つ

在宅介護は一般的に「大変である」というイメージが強く、実際に在宅介護を続けていても負担は大きいものであると感じている人も多いのではないでしょうか。

そして、介護にかかる費用も大きくなりがちで、精神的にストレスを感じてしまう不安もあるかと思います。

生活費を抑えたいと考えた時に、第一に考えるのは食費の節約だと思います。

在宅介護においても食費は節約できるのでしょうか?

今回は介護費用の中でも食事費用を抑えるポイントについてお伝えしていきます。

少しでも費用を抑えたい! と考える方の参考になればと思います。

在宅介護でかかる食事費用を抑えるポイント

食事費用の節約のコツは、無駄を省くこと

「在宅で介護をする」ということは、自分自身の体調管理にも気を遣う必要があります。

介護における食事費用の節約の考え方は、単に食事の量を減らして切り詰めるということではありません

介護される側も介護する側も、健康であってこそ、在宅での介護を続けることができます。

介護は長期にわたるケースも多い上、介護の担い手が体調不良になってしまうと、それだけで負担が大きなものとなってしまいます。

食事費用を見直すポイントは

・「無駄がないか」
・「無駄を省く」
・「便利な食品を上手に取り入れる」

ことにあります。

1. 買いだめせずに、必要な分をこまめに補充する

買いだめせずに、必要な分をこまめに補充する

介護を続けていると、必要な物品を買いだめしてしまう傾向にあります。

もちろん「介護を続けているのだから、なかなか買い出しにも行けないから」という意見もあることでしょう。

しかし、物を買いだめしてしまうと、不必要な物まで買いこんでしまったり、介助者の気分転換のチャンスを減らしてしまうというデメリットもあります。

特に「食品」に関しては、買いだめしてしまうと材料を腐らせてしまったりすることも考えられます。

また、少しの時間でも外出することにより、自分自身の気分転換をマメにおこなうことも大切です。

人は同じ空間で引きこもりがちになってしまうと、気持ちが沈んでしまうことがあります。

特に負担の大きい介護の状態の場合には、「なんで自分がこんな目に…」とネガティブに考えがちです。

外に少し出るだけでも、本当に気分が変わるものです。

外に少し出るだけでも、本当に気分が変わるものです

買い出しに出てみると、一生懸命に働いている人を見る機会もありますし、「辛いのは自分だけじゃないのかも」というポジティブ思考も生まれます。

そして、必要以上に買いだめをすることもなくなりますので、本当に必要な物を補充する気持ちで介護を続けることが、結果的に費用の削減にも繋がっていきます

2. 食事は大量に作りすぎない

食事は大量に作りすぎない

人は大抵1日3回の食事を摂ります。

お惣菜は高いので毎食丁寧に調理される方も多いかと思いますが、時には毎回食事を作ることが億劫になり、大量に作ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、本人に食欲が無かったりして、結局残ってしまったというご経験もあるのではないでしょうか?

その状態では作った食事を廃棄せねばならず、余計に食費がかかってしまうことも考えられます。

食事は人にとって大切なものですが、適した量を見直すことも大切です。

時にはレトルトを活用してもよいですし、相手にとって適した量を作るように心がけてみましょう。

まとめ

在宅介護における「食費節約」

日頃の習慣を見直してお互いに無理のない介護を続けるために、今回は在宅介護における「食費節約」にスポットをあてました。

自分の今までの習慣を変えることにより、いくつものメリットが見えてくるようになります。

既にストックの食材がある方は、「毎週〇曜日、毎月〇日にストックで何か作る」と決めておくのもおすすめです。

介護にばかり目を向けてしまいがちになりますが、時々違う所に目を向けて見直してみると風通しがよくなり気分も変わります。

特に在宅介護における気分転換は、大切なポイントでもありますが、同時に節約にも繋がれば一石二鳥ですよね。

少しの節約でも達成感につながります。できることから1つ始めてみませんか?(執筆者:佐々木 政子)

《佐々木 政子》
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佐々木 政子

執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子 佐々木 政子

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう! 寄稿者にメッセージを送る

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