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東京は約4万円、大阪は約3万5,000円がお小遣いの平均額
ビザ・ワールドワイドによる「お小遣いに関する調査」の結果です。
4万円と3万5,000円という数字だけ見ると、東京のお父さんの方が大阪のお父さんよりもリッチなのかな…と感じてしまいますね。
けれども、理想のお小遣い額にもやはり5,000円程度の差があるので、東京と大阪の物価というか文化の差なのかな、と感じています。
しかし、それよりも何よりもこの調査結果を見て驚きなのは、東京も大阪も、お父さんの理想のお小遣いと現実のお小遣いには2万円以上もの差があることでしょう!
東京で約6万2,000円、大阪で約5万7,000円って。しかも昼食代は別って。
って、わが夫でなくても声が大きくなってしまいそうです。
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お小遣い制、採用していません
とはいえ、世のお父さん方はやっぱりアップしてほしいのですね、お小遣い。最大の支出先が「飲み代など交際費」なのが気になりますが、職場の同僚とのノミニケーションも必要なのでしょう。
といきたいところですが、その前に我が家の実情を伝えておきます。
専業主婦世帯の我が家は、お小遣い制ではありません。2人ともがキャッシュカードを持ち、自由に引き出して使っています。そもそも夫婦2人とも節約志向(というよりケチ)なので、無駄遣いはしません。
使ったお金についてはレシート・メモ・ウェブ(カードや口座引き落とし)を総括して、私がエクセルに打ち込むことで家計を把握しています。
「家計簿 テンプレート」で検索すると、無料家計簿ファイルがたくさん出てきます。興味を持たれるのであれば、ご自身にあったのを選んで活用ください。
お小遣い制を採用しない最大の利点は、夫婦2人ともが家計の全体を眺めて把握したうえで、自律した消費行動をとれることです。
「教育費が増えてきたから、他を少し縮小しなきゃならないな」
なんて、月に1回くらいディスプレイを眺めながら夫婦で話しています。こんな会話の中で、だんだん価値観がすり合わさってくるのも、夫婦としては大切なことだと思っています。
お小遣いアップの方策 3つ
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私がそんな考えを持っていることもふまえていただいて。
もし我が家がお小遣い制を採用していたなら、この条件ならお小遣いアップをのんでも良いなという頼み方を、3つご紹介いたしましょう。
1. 光熱費など、他の節約への協力とセットで交渉
男性は女性よりも体感温度が3℃高いという話を聞いたことがあります。
夏の夜長に長時間冷房ガンガンで奥様を凍えさせているアナタ。そこを我慢したら、お小遣いがアップするかもですよ。
他にも、スマホのネット閲覧を我慢して料金プランを下げるなど、固定費へのアタックは効果が高いです。
2. 家事の分担を増やす
主婦の仕事を給与換算すると、年収約1280万円にも上るという説もあります。(出典:All About)
私はこれはさすがに言いすぎな金額だと思いますが、それでも家事労働がかなりの価値を生み出していることは、声を大きくして言いたいところです。しかもね、家事は熟練労働。私はまだまだ専業主婦としてレベルアップします。
それに時間さえあれば、より少ない経費でより高いサービスを生産することだってできるんです。でも時間がないからヤムを得ず、自分の仕事に生じる多少の無駄・ムラに目をつぶって毎日を回しているんです。
夫に「この家事を分担するよ」って言ってもらえれば、他の部分でより効率よく家事をこなして、どこかで節約できないかなって考えてもいいんですよ。サービス残業なんかしてないで、早く帰って働いてください。
またDIYや家庭菜園などで、直接的に家計にプラス効果をもたらしてくれれば、もっと話は早いと思います。得意な人、いるんじゃないですか?
3. 育児というか教育を、もっと積極的に!
先ほどの「家事の分担を増やす」とかなり重なる部分はあるんですが、土日もダラダラしてないで、子どもを育ててください。
教育費が家計を圧迫するんです! 「知識と教養と名刺を武器に」(Mr.Children『everybody goes』より)日々闘っているんなら、そのほんの一部でもわが子に伝授してほしいものです。
パパ塾開講(パパ家庭教師)ですよ! 塾や習い事に通わせれば月々何千円。その分アナタが教えるなら、かかるであろう月謝の3分の1くらいなら、私ならお小遣いに上乗せしてもいいんじゃないかなと思います。
手前味噌ですが、私の夫は字がきれい(私のは人目に出せるもんじゃない)。夫曰く「マス目に気を付けて写すだけ」だそうです。何言ってるのかよく分かりませんが、パパ書道教室に期待です。
秘訣は、「お小遣い」から視野を広げること
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まとめます。
要するに、「お小遣い」だけを見てお小遣いアップと言われてもムリなんです。そしたらアップした分、どこかにしわ寄せがくるじゃないですか。
そうじゃなくて、家計全体を見渡して、
と言ってくれれば交渉の余地はあるのです。
いいですか? 半分じゃあありません。全部なんてもってのほかです。アナタが作った余裕の3分の1ですよ。(執筆者:徳田 仁美)