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バリバリの不動産営業ウーマンの物語
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現在日本テレビのドラマで、北川景子さん主演によりバリバリの不動産営業ウーマンの物語が放送されています。
不動産ネタとしては
・ 昔に買った土地が値下がりして今はこんな資産価値になっています
などのバラエティはよくありますが、不動産をテーマにしたドラマはめずらしいので気になって見ています。
第1話
両親とも医者の共働き夫婦で、大きな戸建住宅に住み替えを希望していましたが、子供との時間を作る重要性を説いて、勤務病院近くのファミリータイプをリフォームしたワンルームマンションに住み変替えさせました。
第2話
40歳を超える引きこもりの子供を持つ両親が、自宅を売却する際に子供が一生引きこもりを続けれるようなプランを考え、戸建を売却し、将来は収益物件として使えるマンションの2室に住み替えさせました。
全話に共通して見られる営業手法
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共通しているのは
「マンションが買いたい」
などの物件の希望は一応聞きますがそれは参考に留め、その人がどんな問題点があり、それを解決してどんなライフスタイルをおくりたいかを理解し、そのために不動産をどう住み替えるかをうまーく提案し、自分の売り上げにつなげている点です。
コメディタッチのドラマなので、北川景子さんは家を売るためには上司のいうことは聞かず、部下をシゴキまくりながら物語が展開していくなど現実にはコンプライアンスやらパワハラ問題でなかなかそうはいきませんが、営業トークや住み替えを考えている人に対する説明力には、なるほど~と感心させられます。
「家売るオンナ」は何を売る?
私も宅建の講師をしたときに、ほかの先生が
と言っていました。
不動産は金額としての大きさ以上にその購入者のライフスタイルを大きく左右するものであることを、このドラマはそれをうまく表現してくれているようです。
いい物件に出会うためにすること
今はネットなどでエリアや予算や戸建かマンションで選んで検索します。
これからは家族構成や趣味、引越してやりたいことなどのライフスタイルを入力すると、それを実現することが出来そうな不動産がヒットし、好みのアバターが説明してくれるようなサイトができると面白いのではないかと思いました。
また買い側の立場からは、ついつい駅からの距離や面積や予算などの数字的な条件から選びがちですが、自分がどうしたいかを固めてから選ぶことが、いい物件やいいセールスマンとの出会いに繋がるような気がします。(執筆者:田井 能久)