わが家の子どもたちは8歳と3歳。
実家が遠方なので年1~2回帰省していますが、親族から年始に「お年玉」を、お盆期間中には「お盆玉」をいただくことがあります。
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子どものお小遣いとしては高額なので、「これはお母さんが預かっておくね!」と言ったきり、生活費に消えていく…という大変ありがちなパターンに陥っていました。
しかし最近、小学2年生になった長女が
とたずねてくるようになりました。
ドキリとしながら、慌てて子どもの「お年玉」や「お盆玉」を今後どうやって残していくかを検討しました。
「お年玉」や「お盆玉」は、子ども用の銀行口座を作りそこに貯めていくというのが定番です。
でもわが家ではいろいろと考えた上で、「お年玉」や「お盆玉」を、
ことにしました。
その理由や、子どもと一緒にpaypay証券を使うメリットなどを紹介します。
目次
なぜ子どもの「お年玉」や「お盆玉」を投資に回すのか?
子どもの「お年玉」や「お盆玉」を、ただ貯めるだけではなく、投資に回そうと思った理由は3つあります。
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理由1. 「お年玉」や「お盆玉」は、全額「今」必要なわけではない
わが家の場合、「お年玉」や「お盆玉」として、年間1万円~3万円程度をいただいています。
幼児と小学生の子どもたちにとっては大金で、一部は子どものおこづかいや欲しいものに使いますが、残りの大半は今使う必要のないお金です。
「今すぐに必要ではないお金」は、長期投資と相性が良いものです。
子どもたちが、本当にお金が必要になるころまで、長い時間をかけて投資に取り組むことができます。
理由2. 「お年玉」や「お盆玉」で気軽に投資教育ができる
子どもに「お金に関するリテラシー」を身につけさせたいと思っている親は多いもの。
そして、お金に関するリテラシーを学ぶには、実践が一番です。
とはいえ、現実的に生活費の中から数万円をねん出して子どもに渡し、「自由に運用していいよ」と言えるかというと、経済的にも精神的にも難しいものがあります。
「お年玉」や「お盆玉」は、親族からもらえる臨時収入ですから、生活費からの出費に比べると投資へのハードルがぐっと下がります。
理由3. 子どもがお金のありがたみを感じられる
もちろん、もらったお金をそのまま貯金してもかまいません。
しかし銀行に入金してしまうと、無情にも、いつ誰からもらったお金だったのか、あっさり忘れてしまいがちです。
「お年玉」や「お盆玉」で投資をすると、子どもは
をよく覚えているようです。
筆者の長女は
と、祖母に報告していました。
貯金と違い、投資は運用成績を折に触れて確認します。
またわが家では投資の楽しみを教えるために、配当金が出たら、その分を子どもに現金で支払っています。
子どもはそのたびに「お年玉、ありがたいね」と、しみじみお金のありがたみを感じているようです。
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「お年玉」や「お盆玉」の運用先としてpaypay証券を選んだ理由
paypay証券は、1,000円から米国株や日本株などが買えるサービスです。

20歳未満の未成年でも口座開設ができます。
数多くの投資商品やサービスがある中で、子どもの「お年玉」や「お盆玉」の運用先として、paypay証券を選んだ理由は、次のようなものです。
個別株に少額で投資できる
子どもに投資を学んで欲しいとは思ったものの、小学生に投資信託を理解させるのは、なかなか骨が折れます。
一方で企業の個別株であれば、
という説明で十分伝わります。
paypay証券なら、少額から、子どもにもなじみのある有名企業へ投資ができるため、子どもが自分から好奇心を持って取り組んでくれます。
子どもでも扱いやすい
paypay証券は投資初心者向けのサービスということもあり、一般的な証券口座を開設して利用するよりも、扱いが簡単です。
スマートフォンのアプリを使えば、小学生でも簡単に売買の操作ができます。
また購入できる銘柄が有名企業に絞られているので、子どもでも銘柄が選びやすくなっています。
特定口座に対応しているので確定申告が不要
paypay証券の口座は「特定口座(源泉徴収あり)」のため、基本的には確定申告をする必要がありません。
税金の支払いは証券会社におまかせで良いので、手間がかからずうれしいですね。
paypay証券のデメリット
paypay証券での「お年玉」、「お盆玉」投資にもデメリットがあります。

税制上の優遇はない
「未成年者少額投資非課税制度」(ジュニアNISA)を使えば、年間80万円分の非課税投資枠から得られた利益や、分配金・配当金にかかる税金が非課税になる、という税制上の大きなメリットがあります。
paypay証券にはそういった優遇はありません。
ジュニアNISAにするか、paypay証券にするか。
迷いどころではあったのですが、筆者としてはジュニアNISAの「18歳まで原則として払出しすることができない」というルールが気になり、paypay証券を選びました。
子どもが大学に行くとも限りませんし、もっと早い時期に留学などに興味が出るかもしれません。
いつでも現金に換えられるという点を重視してpaypay証券にしましたが、18歳以降の払出しで問題ないのであれば、ジュニアNISAを活用するのも良いでしょう。
本格的な投資には向かない
paypay証券では購入できる銘柄が限られています。
初心者にとっては選びやすくて良いのですが、投資に慣れてくると物足りなく感じる可能性があります。
また、少額投資の手数料は安く抑えられているのですが、投資金額が大きくなると、他のネット証券会社の方が、手数料が安くなる場合があります。
もともと投資初心者向けのサービスということもあり、子どもが投資に慣れてきたら、いずれは「paypay証券を卒業」することもあるのかもしれません。
「お年玉」や「お盆玉」を有効活用しよう!
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「お年玉」は、ここ数年で増加傾向にあるという調査データ(画像元:学研教育総合研究所 小学生白書WEB版)もあります。
年間数万円にもなる臨時収入は「子どもから預かったあと、なんとなく使ってしまった…」とするにはもったいない金額です。
わが家はpaypay証券の投資を選びましたが、もちろん将来にそなえて定期預金をするのも良いですし、ジュニアNISAを活用するのも良いでしょう。
筆者のように、ある日突然子どもに「毎年もらっていたお年玉はどこへ?」と聞かれて焦らずにすむよう、ぜひ有効活用を検討してみてください。(執筆者:青海 光)
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