2/20現在、日経平均の上昇が続いています。
SQ前後に大きな調整を入れましたが、これを上昇局面での一過性の押し目だと捉えると、底値から30日以上の上昇トレンドにあります。
今回は現在の上昇トレンドがどれだけ続くかを、過去の上昇局面と比較してみました。
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過去の上昇局面と比較
【日経平均日足 直近 2/20まで】
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日経平均はNYダウが底を打ったこともあって、最近は長期間にわたって反騰を続けています。
SQ前後には比較的大きな調整が来ましたが、こうしてチャートを見ると押し目の範囲であることがわかります。
日経平均は2/20の時点で、12/26の1万9千円割れの状態から、営業日で34日の上昇になります。
過去の上昇局面と比較
【2017年 衆院選挙】
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2017年の衆院選挙(10/10公示10/22投票)の時は、9月半ばから11月のSQ直前まで、実に42日間上昇が続きました。
この時は途中でほとんど下げもなく、日経平均は3千円以上上昇しました。
【2017年11月SQ~2018年1月】
その後は調整しましたが、再び上昇を続け、翌年の1月の天井まで44日の上昇トレンド持続になりました。
この間は途中、もみ合いの時期もあったので、直線的な上昇とは言えませんが、2万4千円で大天井をつけるまでは日経は上昇しました。その後に3,000円近い急落が来ています。
【2018年3月末~5月】
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2018年は1月に大天井をつけたあと、2月には大暴落しました。
その暴落が底をつけて、2万円付近から上昇を始めたのが3月末です。
この時はトランプ大統領が、対中国貿易関税を引き上げるなど、不安要因がありましたが、発表直後に相場は底入れして日経平均も2万3千円まで回復しました。その時の上昇日数が39日です。
こうして最近の上昇日数を数えてみると、
衆院選挙時(調整後の上昇) 44日
2018年2月暴落底入れ後の反騰 39日
というような結果が出ています。上昇トレンドが持続した日数は40日前後。
40日を迎えれば、相場がピークに達して大幅な調整をするといっていいでしょう。
2019年2月20日の時点で、底値から34日が経過しています。もうそろそろ上昇相場はピークに達して、調整局面になる可能性が高いのではないでしょうか。
3月はMSQの月なので、これからSQに絡んだ動きにも要注意です。(執筆者:岡 隼人)