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注目記事お金の価値観診断を更新「暑い夏の自分へのご褒美スタイル診断」2026年8月

おひとりさまの老後、不安の前に。まず自分の年金額を確かめてみる

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おひとりさまの老後、不安の前に。まず自分の年金額を確かめてみる
おひとりさまの老後、不安の前に。まず自分の年金額を確かめてみる

一人で年を重ねていく先を思うと、お金の不安はなかなか消えません。おひとりさまの老後というと、いくら必要かという相場の話ばかりが気になりがちです。ですが先に手をつけたいのは、自分が受け取れる公的年金を知ること。見込み額は確かめられますし、受け取り方しだいで増やすこともできます。不安に飲み込まれる前に、足元から確かめてみませんか。

老後の蓄えが気になり始めた50代のひとり暮らし

「このまま一人で年をとって、お金は足りるのだろうか」。都内で一人暮らしをする50代の会社員は、同年代の友人が家計や教育費の話をするのを聞くうち、自分の老後をふと考えるようになりました。頼れる家族が近くにいない分、備えは自分ひとりで組み立てるしかありません。

世の中には「老後に必要な額」の情報があふれ、大きな数字を見るたびに気持ちが沈みます。ですが、必要額に思い悩む前に確かめたいのは、自分が公的年金をいくら受け取れるのかという足元の数字です。ここが分からないまま不足分を数えても、不安は膨らむばかりです。

見込み額は、ねんきん定期便とねんきんネットで分かる

まず確かめたいのは、将来受け取れる年金の見込み額です。手がかりになるのが、毎年の誕生月に届くねんきん定期便です。加入期間や保険料の納付状況がまとまっており、50歳以上の方には、老齢年金の種類と見込額も記載されます。60歳未満の方は、現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入したと仮定して、65歳から受け取れる年金見込額です。

もっと詳しく知りたいときは、日本年金機構のねんきんネットが使えます。自分の年金記録を確認でき、将来の年金見込み額を試算する機能もあります。マイナポータルと連携すれば登録や確認もスムーズです。見込み額の把握が、備えの出発点になります。

受け取りを遅らせる繰下げで、年金は増やせる

見込み額を確かめたら、次は増やし方です。公的年金は原則65歳からですが、開始を後ろへずらす繰下げ受給を選ぶと、年金額そのものが増えます。増額率は1か月あたり0.7%で、最大75歳まで繰下げると84.0%増になります。ただし、昭和27年4月1日以前生まれの方などは上限が70歳で、増額率は最大42%です(日本年金機構)。増えた額は一生涯続きます。

逆に65歳より早く受け取る繰上げ受給もありますが、こちらは1か月あたり0.4%の減額です(昭和37年4月1日以前生まれの方は0.5%)。減った額も一生変わりません。

おひとりさまの老後、不安の前に。まず自分の年金額を確かめてみる

繰下げには、待つあいだの注意もある

繰下げは万能ではありません。繰下げの待機中は年金を受け取れず、65歳から受け取るはずのお金を後回しにする形です。その間の生活費は別に用意しておく必要があります。

年金額が増えると、医療保険や介護保険の自己負担や税金が増える場合もあり、手取りは額面ほど増えないこともあります。配偶者や子がいる人に付く加給年金や振替加算は、繰下げても増えず、待っている間は受け取れません。いつから受け取るかは、健康状態や働き方とあわせて考えたいところです。

まずは自分の見込み額を見るところから

おひとりさまの備えは、大きな数字におびえることからではなく、自分の足元を知ることから始まります。ねんきん定期便やねんきんネットで見込み額を確かめ、繰下げで増やせると分かれば、漠然とした不安は向き合える課題に変わります。まずは手元のねんきん定期便を開くか、ねんきんネットに登録するところから始めてみませんか。

《編集部》
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執筆者: 編集部 編集部

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