この記事の最終更新日時:2019年8月9日
先日、麻生副総理兼金融担当大臣が金融審議会の指針を受けて「老後およそ2000万円必要になる」と発言し波紋をよんでいます。
編集部ではたびたび話題になっているこの問題を当サイトの寄稿者がさまざまな角度からみて考えた「老後資金」についての記事をピックアップしてお届けいたします。

目次
金融庁の「年金のみでは2000万不足」は本当なのか
【老後資金2000万円】必要な金額は自分で計算してみましょう。計算方法を教えます。
「老後に2000万円必要問題」で本当に問題なのは、昭和36年4月生まれ(男子)以降の人たち
【老後資金】本当に必要なのはいくら? あなたの公的年金の額、老後資金を試算する方法
麻生さん…「老後2,000万円」はやっぱ赤字でしょ? 老後のライフスタイルを確認する重要性
麻生さん、やっぱり2000万円足りないと思います。国の正式資料をみて考えました。
【老後資金】金融庁が衝撃発表! 年金のみでは2000万不足 「資産を倍にする」必要年数や投資の基礎をFPが解説
老後2000万円資産形成の必要性~「100年安心」年金プランが崩れた?
どの発言を受けても現実は変わらないですし、麻生さんが報告書を受け取っても受け取らなくても公的年金の信頼性はかわりません。
老後資金は最低1500万円でも大丈夫
マネーの達人に寄稿されている荻原博子先生は「最低限1,500万円あればいい」、「老後資金は、50歳代から貯めはじめても遅くない」として
・ 持ち家のローンが完済
・ 子供が社会人
・ 夫婦2人で老後生活を始める
を前提としての考えを書かれています。
老後資金は「最低限1,500万円」あればいい。の理由を詳しく説明します。

心配な老後破綻について
また一方では、それ以前の「老後破綻」に直面している世帯も少なからずあります。
真面目にコツコツと貯金をし、浪費が少なくても「老後に資金がなくなってしまう」というケースと注意すべきにポイントについて取り上げます。
【老後資金の準備】まずは退職金と定年退職時の住宅ローンの残高を「見える化」せよ
老後資金に不安を感じているなら、「ライフプラン作成」で過不足の状況を確認
【老後のための資産形成】マイホームを「住んだまま」利用する老後資金の準備について
「親が老後破綻しそうで困っている」友人からの相談で、これからの老後資金について考えました。
老後破綻(ハタン)は医療費負担から始まる 平成30年8月から、70歳以上の「高額療養費制度」が変更に
老後の大切な「生活費」どうやって確保しますか? 「人生100年時代」お金の心配なく過ごすためにすべきことは多い
兼業主婦は老後を救う 夫婦の生涯収入がアップし、老後破たんを防ぎます。
ここまでやれば「老後資金」に不安なし! 「家計診断」で無駄な出費を徹底的にカットし「節約効果額」を比べてみました。
自分のライフスタイルに合わせた「幸せな老後」のためにできる事

結局、老後にきっちりいくら必要なのか答えはでません。
貯金のあるなしに関わらず、「自分らしく老後を過ごすためにできること」として年代別にやっておきたいことや老後資金の為の運用法などを厳選しました。
老後資金問題「自助」の提案 物価が安く金利が高い海外滞在でお金を殖やす
自己資金150万から始められる「築古ワンルーム投資」で老後2000万の資産をつくる 都内1ルームの収支も算出
老齢年金の「繰り上げ支給」はデメリットが多い 老後資金の準備はストレスなく継続できる方法を選ぼう
資産寿命の伸ばし方 「2000万円問題」で覚えておくと便利な「年金現価係数」のシミュレーション
「年金」はアテにならない! 働き続けられる自分を作る「4つの方法」をお話しします。
【老後資金2000万円の解決策】大きな固定費(保険・ローン)を削る方法と、信頼できるFPをみつける2つの質問
【老後2000万問題】自助推進のウラで進む新たな非課税投資 NISAやiDeCoは変わるのか?
老後資金2000万円問題で本質を見失わない 本当にすべき資産寿命を延ばす3つのこと
メディアで議論されてる「老後資金は1,000万円強で足りる」からすっぽり抜けてる大事なこと
「老後はマンション投資の家賃収入で安泰」を待ち受ける落とし穴
「企業型確定拠出年金」「NISA」「iDeCo」などの制度をMAX活用して老後に備える 【会社員・公務員、自営業者編】
「企業型確定拠出年金」「NISA」「iDeCo」などの制度をMAX活用して老後に備える 【専業主婦(主夫)編】
【老後資金の積立】iDeCo(イデコ)の基本を知って「豊かな老後生活」の第1歩を踏み出す
それぞれの年代の方がこの「2000万」発言から「自分らしい老後」を考えるきっかけになればと思います。