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お盆の帰省で親のスマホ代を確認。通信費は「見直さないだけ」で損をする

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お盆の帰省で親のスマホ代を確認。通信費は「見直さないだけ」で損をする
お盆の帰省で親のスマホ代を確認。通信費は「見直さないだけ」で損をする

お盆に実家へ帰り、親のスマホ料金を見て「こんなに払っていたの?」と驚くことがあります。通信費は、使い方に合わないプランや不要なオプションを見直すだけで、毎月の負担を減らせる固定費です。格安SIMや段階制プランなど、無理なく節約する方法を整理します。

家計に占める通信費のいまの目安

総務省の家計調査によると、二人以上の世帯の通信費は月平均11,672円でした(2025年・令和7年平均)。参考として、交通・通信をあわせた支出は月平均45,730円で、そのなかに通信費が含まれます。前年と比べると通信費は減少しており、乗り換えやプランの見直しが家計に浸透してきたことがうかがえます。

単身世帯では、交通・通信をあわせて月平均19,334円で、こちらにも通信費が含まれます。世帯の人数や使い方によって金額は変わりますが、毎月固定でかかる支出だからこそ、一度見直せば効果が続くのが通信費の特徴です。

通信費を下げる前に押さえておきたい現状把握

料金プランを変える前に、まず自分の使い方を知ることが近道です。毎月のデータ通信量、通話の頻度、いま契約している回線とオプションの中身を確認しておきましょう。実際には数GBしか使っていないのに、必要以上に大容量のプランを契約したままになっているケースは少なくありません。

あわせて、スマホと自宅のインターネット回線をセットで契約したときの割引や、家族での割引が効いているかも見ておきます。現状を把握しないまま乗り換えると、割引が外れてかえって高くなることもあります。まずは請求書やマイページで、何にいくら払っているかを一覧にするところから始めます。

スマホ料金を無理なく下げる具体策

スマホ代の下げ方でまず知っておきたいのが、使った分だけ料金が上がる段階制プランです。たとえば楽天モバイルのRakuten最強プランは、3GBまでなら月1,078円、20GBまでなら月2,178円、どれだけ使っても無制限で月3,278円という段階制になっています(いずれも税込)。あまり使わない月は自動的に安くなるため、月ごとに通信量が変わる人に向いています。

データ量がある程度読める人には、格安SIMも有力です。低容量のデータ通信付きプランは月1,000円前後から選べ、mineoやIIJmio、日本通信などが選択肢になります。速度を割り切れるなら、mineoのマイそくスタンダードのように最大1.5Mbpsで月990円(税込)といった選び方もあります。

大手キャリアのまま料金だけ下げたい場合は、オンライン専用プランが便利です。ahamoやLINEMOのベストプラン、必要な機能だけを追加するpovo2.0のトッピング制など、店舗サポートを省くかわりに料金を抑えた選択肢がそろっています。乗り換えずに同じ回線品質のまま安くできるのが利点です。

最近はeSIMの普及で、1台のスマホに2回線を持たせるデュアルSIM運用も一般的になりました。物理カードの差し替えが不要で即日開通できるため、通話や無制限に強い回線と、低容量で安い回線を組み合わせやすくなっています。たとえば、通話や回線障害への備えとして楽天モバイルを使い、日常のデータ通信をmineoで補う場合、楽天モバイルの1,078円とmineoのマイそく990円を組み合わせると月2,068円になり、割引適用後のソフトバンク「テイガク無制限」の一例(月5,148円)と比べると、年3万6,960円を抑えられます。

インターネット回線と固定電話の見直し

自宅のインターネット回線も、通信費全体では大きな割合を占めます。スマホと同じ通信会社の光回線にそろえるとセット割引が効く場合が多く、回線とスマホを一体で見直すと下げ幅が大きくなります。契約から年数が経っている場合は、より条件のよいプランへの乗り換えも検討の余地があります。

固定電話は、NTT東日本・西日本の固定電話(加入電話・INSネット)について、2024年1月1日以降、地域ごとにIP網への切替が実施され、完了しています。ただし、IP網移行後も基本料金は変わらないため、慌てて解約する必要はありません。通話が多い家庭では、光回線を使うひかり電話(基本プラン月550円・税込)へ切り替えることで、基本料を抑えたまま利用を続けられます。なお、ひかり電話の利用には別途フレッツ光またはコラボ光の契約・料金が必要です。

見直しで失敗しないための注意点

通信費の見直しは効果が大きい一方で、進め方を誤ると不便さや追加費用につながります。乗り換え時の事務手数料や、端末の分割払いが残っている場合の扱い、メールアドレスが変わることによる各種登録の変更などは、事前に確認しておきたいポイントです。

また、極端に安いプランは、通信速度や通話料が割高な場合があります。自分の使い方に対して速度が足りるか、よく使う通話が定額に含まれるかを見たうえで選ぶことが大切です。安さだけで選ばず、必要な品質を満たす範囲で下げるのが、無理のない見直しのコツです。

一度の見直しで毎月効く固定費

通信費は毎月かならず発生する固定費だからこそ、一度見直せばその効果が長く続きます。まずは自分の使い方と現在の契約を把握し、段階制プランや格安SIM、デュアルSIMといった選択肢を、生活スタイルに合わせて組み合わせてみましょう。インターネット回線や固定電話まで含めて一体で見直せば、暮らしの質を落とさずに、年単位でまとまった節約につなげられます。

《編集部》
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