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先日、知合いの社会保険労務士の方と話す機会がありました。 新型コロナウイルスについての話題に終始しましたが、彼曰く「収入が減ったシニア世代のかたが、年金の繰り上げの相談に来るのが目立ってきた」とのことでした。 背景にコロ
「そもそも遺族年金はだれが受給できるの?」 「遺族年金っていくらもらえるの?」 「夫が遺族年金を受給できない場合もあるの?」 多くの人は、夫が亡くなったら遺族年金を受給できますが、妻が亡くなった場合、残された夫は遺族年金
政府としては老齢年金を現行制度では70歳まで、さらに制度改正して75歳まで繰下げ受給してほしいという思惑もあります。 ただ税・保険料負担が増える、遺族厚生年金を受給することになった場合に不利になるなどの悪影響が出る危険性
公的年金は、男女不平等です。 ありがちの「男性優位」ではなく、「女性優位」という意味での男女不平等です。 ホントは、女性こそが年金について詳しく知っておけば、トクするケースが多いのです。 女性しかもらえない年金 まず、女
女性の就業率が7割を超え、共働き世帯も1,000万世帯を超え増加しています。 また、社会保険の加入条件の緩和等により厚生年金の加入者数も増加しています。 夫婦ともに厚生年金に加入して働くと、将来世帯で受け取る年金が多くな
2017年8月分(10月支給)から、「10年以上」の加入期間で老齢年金が受給できることになりました。 これはあくまでも老齢年金を受給するための措置であり、「障害」と「遺族」の給付を受けるための要件は変わっていません。 今
パートナーが亡くなると、お葬式の費用やその後の生活費が心配です。 ところが、葬式費用の補助が受けられることや、遺族年金には男女差があることはあまり知られていません。 この記事では、おひとりさまになった時に困らないよう、お
働き方が多様化し、転職も珍しくない時代。 毎年どのくらいの方が起業しているかはわかりませんが、法務省の登記統計によると、平成27年に設立された会社の件数は約8万9千件にもなるようです。 脱サラして自営業者になったAさんも
「加給年金」と「振替加算」 原則65歳から支給される老齢厚生年金の受給権者に、一定の配偶者がいる場合には、「加給年金」が上乗せして支給されます。 また加給年金の加算対象となる配偶者が65歳になると、加給年金は振替加算に切
平成29年3月21日に遺族年金の男女差について、法の下の平等を定めた憲法には違反しないという最高裁判決が出されたと報道されました。 この判決で皆さん気になるのは、 このまま遺族年金の男女差は固定されるのか? また、この
先回のコラム「レシピ オブ 遺族年金」にて自営業世帯の遺族年金を確認しました。 今回はサラリーマン世帯の遺族年金の仕組み(レシピ)を見てみましょう。 ただサラリーマン世帯は、国民年金と厚生年金の2階建ての支給となりますの
遺族厚生年金には、一定要件を満たした「妻(寡婦)」に加算される「中高齢の寡婦加算」というものがあります。 今回はこの加算額をピックアップしてみたいと思います。 「中高齢の寡婦加算」とは 夫の亡くなった時に、子のない妻には
国民年金の老齢基礎年金には、65歳前からの受給できる「繰上げ支給」の制度と、65歳より後ろ倒しして受給できる「繰下げ支給」の制度があります。それぞれのメリット、デメリットを理解しておかないと損をしてしまうことになります。
先日Yahoo!ニュースを読んでいたら、厚生労働省が雇用保険を65歳以上の方にも適用する案を、厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会に、提示したと記載されておりました。 これは安倍総理が掲げる、「1億総活躍社会」を実
例えば一家の大黒柱が亡くなった時、深い悲しみに襲われると同時に、生計を支えていた収入が無くなるのですから「さあ、これからどうやって生活をしていこう。」と頭を抱えてしまうこともあるかもしれません。 収入の多少は生活の安定に
皆さん、こんにちは。今日は「厚生年金の基礎」というテーマで述べたいと思います。厚生年金は前回も言ったように、民間の適用事業所に使用される人(サラリーマン)が、70歳に達するまで全員加入する制度です。 給付には、前回の
前回は、自営業の方の場合の遺族年金について確認しました。今回は、会社員の方の場合の遺族年金について見ていきたいと思います。今回も、前回と同じように遺族年金の種類・もらえる人・年金額を見ていきますが、自営業の方よりもちょ