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注目記事平成30年に行われた、民法の実に40年ぶりの改正により、相続法もいくつか大きな変更がなされました。 特に、遺言制度については方式の緩和などの見直しがされています。 「自筆証書遺言」をお考えの方は、変更点をぜひ覚えておきま
亡くなった人の供養は多様化を見せています。 その中でも、お墓を建てない新たなスタイルとして散骨があります。 遺骨をパウダー状にして海や山や川などの自然に遺骨をまきます。 後になにも残らないこのスタイルは、一方では支持され
相続財産が多いと、額に応じた相続税を申告し、納めなければなりません。 とはいえ、実際に課税対象となるのは全相続人の1割以下です(2017年度は8.3%)。 大多数のケースでは基礎控除額などを差し引けば相続税はゼロとなって
Q:「この度、相続の発生に伴い、遺言執行者となりました。 遺言執行者となった場合、何をしなけ ればならないのでしょうか?」 解説 遺言執行者は遺言の内容を実現するため、民法第1012条において、相続財産の管理その他遺言執
これは、ある一家のお話です。 祖父である山岸さんは74歳、娘44歳、孫23歳になりました。 娘も孫も大人になり、山岸さんは財産を残すことを考えはじめます。 相続税対策として内緒で始めた暦年贈与 ある日のこと、山岸さんは終
以前、成年後見制度における「法定後見」と「任意後見」についてそれぞれ説明しました。 【関連記事】:【法定後見制度】申し立て費用と期間 「知っていたほうがいい」と相続のプロが言ってます。 【関連記事】:「任意後見」は自分の
夫の通帳からお金を引き出し、妻の通帳に入れたまま なんてことは、夫婦間でよくある話です。 夫のキャッシュカードを妻が管理し、ついでに引き出したお金を妻名義の通帳で預かっているなんてことも、世間ではよく聞きます。 どちらの
「人生100年時代」や「終活」などのことばが話題になる昨今、「生前贈与」についても関心が高まっています。 相続税の節税のため、毎年110万円を自身の通帳からお子様やお孫さんの通帳に振り込みに来店される方を銀行窓口でもよく
これまで、相続の権利がなかった長男の妻。 ところが、民法の改正により、介護の貢献度に応じて長男の妻などが金銭を要求できる権利が認められるようになりました。 これを、「特別寄与料」といいます。 ただ、この特別寄与料の請求に
「古い記念切手や、コインが押入れから大量にみつかり売却したい」 なんて話をよく聞きます。 死んだ祖父が趣味で集めていたもので、形見分けなど誰も興味を示さずすっかり忘れ去られた紙袋を、いったいどうするのがいいのか考えてみま
相続財産といってもプラスの遺産だけとは限らず、借金などの負の遺産も存在します。 トータルでマイナスになるようであれば、相続放棄をするのも一つの方法ですが、放棄後の財産はどうなるのでしょうか。 相続放棄とは 相続放棄とは、
人生100年時代、老後資金2,000万円が足りなくなると言われている昨今ですが、資産形成をどうするか思案している方は多いでしょう。 昨今は、リバースモーゲージ型ローンという融資を最近よく耳にします。 自宅などの不動産を担
相続は、故人の正の遺産も負の遺産もまとめて引き継ぐものです。 正(プラス)の遺産といえば預貯金や不動産など、負(マイナス)の遺産は借金などをぱっと思いつきますが、借家契約も負の遺産となりえるのです。 債務のある契約は相続
働けないお子さんが、親亡き後を生きるためのプランとして提案している「サバイバルプラン」の後編です。 【関連記事】:中高年のひきこもり61.3万人 「働けない子ども」が親亡き後を生き抜く「サバイバルプラン」とは【前編】 今
子どもの数より家で飼育される犬や猫の数の方が多くなっている昨今、単身世帯でペットを飼う方も増えています。 単身世帯の飼い主に万が一のことがあった場合気になるのは、一緒にいるペットがどうなるのかということです。 ここでは、
成年後見は、認知症や精神障害などが原因で判断能力が不十分とされた方に、後見人が付いてその財産などを支える制度です。 実際には判断能力の違いで後見、保佐、補助と3種類ありますがここでは後見人で統一します。 成年後見には「法
遺産分割がまとまらなくても、10か月の申告と納税期限は変わらない 本来、相続税の申告は、 ・10か月という申告期限までに、 ・遺産分割を終え、 ・分割内容に応じて相続税を計算し、 ・納税も済ませなければなりません。 相続
一般の方は「遺産争い」、「相続トラブル」などと聞くと「一部の資産家・富裕層の抱える問題」と考えているケースが多々あります。 親が生きている間は子どもたちも仲も良さそうなので「うちに限って相続争いなんて起きるはずがない」と
実家をどうする 実家に戻るのは誰? 父が亡くなり、相続人は母と子供二人(長男と長女)の場合。 母は、父と同居していた実家に住みたいと話しています。 子供のそれぞれの想いは、 (1) 長男は、「定年を機に実家に戻りたい」と
先日、民事信託に関する研修会に参加してきました。 信託会社や信託銀行が行っている「商事信託」については知っていたのですが、「民事信託」とは何か、どんな時に必要なのかは知りませんでした。 研修会に参加してさまざまな活用法を
「ペットは大切な家族」 「子供よりかわいい」 という方も多いことでしょう。 しかし、高齢者、単身者の中には「自分に何かあったらこの子はどうなるのだろう」との不安を抱きつつ飼っていたり、万一を考えペットを飼うこと自体諦めて
良い物件を見つけて交渉も終わり、いよいよ売買契約という際に必ず行われるのが「重要事項説明」です。 しかし、書面を見ながら説明を受けても専門的な内容が多く、全てを把握するのは難しいと思います。 そこで今回は、重要事項説明の
ここ数年、自分の財産を遺す新しい方法として「民事信託」が取り上げられているのをご存じでしょうか。 比較的新しい制度ですが、使い方によっては遺言よりも選択肢が広がります。 だいたいの仕組みを知っておきましょう。 信託行為が
親族が亡くなると同時に相続が開始します。 相続財産といってもプラスの遺産(債権)ばかりではありません。 故人の借金などの負債(債務)も当然対象となります。 差し引きがマイナスになるようであれば相続放棄も視野に入れておくべ
姉からの相談で思いついた、円満相続と相続税対策 発端は、姉から 「教育ローンの保証人になって欲しい」 とのお願いからでした。 姉は、自分の子供(母からみると孫)が、大学に入るための、授業料および下宿代が不足しているので、
相続税増税時代となり、自分なりに勉強して相続税額を試算したりする人も多いかと思います。 勉強する中で節税対策を知り、試算した結果「相続税額0円」となることがあるかもしれません。 この場合、喜ぶだけでなく注意が必要です。
相続手続きに取りかかる場合、細かいながらも必ず発生する費用があります。 何にどんな費用がかかるのかを事前にしっかり把握しておきましょう。 預貯金の名義変更 1. 印鑑証明書の取得費用 まずそれぞれの預貯金口座につき誰が相
遺言は、自分の財産を誰に、どのような割合で遺すかを自由に決定できる、法律で認められた唯一の制度です。 子供一人だけに全財産を相続させることも、家族ではなく慈善団体に全額寄付することも可能です。 ただし、その際「遺留分請求
2015年の相続税法改正以来、少子高齢化もあいまって相続税に関心を向ける人が増えました。 よく知られている相続税の制度のひとつが「相続開始前3年以内の贈与財産の取り扱い」です。 ただ、この制度はきちんと理解していないと痛
親が死亡したとき「遺言書」が残されているケースがあります。 その中に「長男にすべての遺産を相続させる」などと書かれていたら、他の子どもたちはまったく遺産を受け取れないのでしょうか? 実はそうとも限らず「遺留分」を請求でき
少子高齢化や核家族化が進む現代、高齢者の独居や夫婦2人暮らしという世帯が多くなっています。 介護や支援が必要になっても、近くで支援できる身内が居ない場合や頼れる身寄りがいないというケースもあります。 そこで困ってくるのは
現代の日本に広がる深刻な空き家問題 日本は少子化に伴い、実家を相続したものの住む者もおらず、固定資産税が上昇してしまうため、取り壊すこともできないといった空き家が多く発生しています。 しかし空き家は適切に管理しないと倒壊
別居しても生活費の支払い義務があります 第七百五十二条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。(同居、協力及び扶助の義務) 同居できない事情ができても、扶養義務を負います。 第七百六十条 夫婦は、その資産、収
贈与税は、誰でも支払う可能性のある税金です。 何気なくもらう物(財産)も、贈与税の対象です。 ・お年玉 ・タダで車を譲ってもらう ・クリスマスプレゼント 贈与税を申告しない人の大半は、贈与税を支払う認識がなかったとのこと
誰に聞いたらいいのかわからない相続税の疑問 相続はいつ発生するかは、誰もわかりません。 はじめての相続だと、相続税の相談をどこにすべきかもわかりません。 相続税の相談で、最初に覚えておきたいポイントは4つです。 1. 一
相続人の確認 先日、ある金融機関の方とお話をしていて、「7月1日から金融機関での相続預金の取り扱い」についての話題が出ました。 私が、「相続人を確定するのは、意外に大変ですよ」とお話ししたところ、 「法務局に行けば、法定